必須とまではいかないものの、知っていると便利な表現を集めました。
どれも実際にネイティブスピーカーが日常使っている表現です。使いこなせるようになれば、一目置かれること間違いなしです!
もともとは、「ショーが一時中断されるほどの拍手喝采の名演技」という意味ですが、そこから「コンピュータの動作を停止させるバグ」という意味に転用されています。
ロンドンの取引所の人たちがこの表現を使っているのを見て、我々日本人だけの会議でも、「このシステムを本稼動させるにあたって、show-stopperはないのか!?」というように使うようになりました。
システム開発や運用担当者には、つい過敏に反応してしまいそうな言葉ですね。
| dress
rehearsal 本番さながらのテスト |
これも芝居に関する表現からの転用です。
「本番の衣装を着て芝居のリハーサルをする」という意味から転じて、「本番並みの運用を想定したテスト」という意味になります。
イギリス人のSEが好んで使っていたのですが、芝居好きのお国柄が表れていますね。そういえば、日本でも、歌舞伎から転用された「十八番」「二枚目」「差し金」「黒幕」なんて言葉がありますが。
もともと「go
live」で「物事が動き始める」という意味の動詞であり、「システムが稼働する」という意味で使えます。
スケジュール上にぜひ「Go-live!」と記して、その日を目指してがんばりましょう!
ご存知、サッカーでも使う「kick-off」です。ほとんど日本語のように使っている人も多いと思います。
「kick-off
meeting」として使われることが多いのですが、「The project just kicked off.
」のように動詞としても使えます。
プロジェクト運営では、この表現を使って、メンバーにプロジェクトが始まったことを強く認識してもらいましょう。
SEやシステム担当者であっても、営業を目的として顧客の前で製品・サービスの説明を行う機会も多いでしょう。
ある程度、人数を集めて顧客に対して説明会を行う場合にこの表現が使えます。
余談ですが、本来は「映画の試写会」という意味はありません。previewが正しい英語表現です。
「ドキュメントにサインをして正式承認すること」という意味です。
我が社では、IT部門とビジネス部門で要件定義書の表紙にお互いサインオフするのが慣例になっています。また、取引所に勤務していた時は、イギリスのベンダーとも、要件定義書ににサインオフをしたこともあります。
動詞としても使え、「sign
off
on〜」で「〜に正式にサインして承認する」という意味です。
実は、ネットや辞書で調べてみても、ぴったりくる意味が載っていないのですが、IT業界では米英とも使われているようです。
これはよく日常で使っている人が多いかもしれません。
ただし、「本番稼動を開始する」という動詞ではあまり使われないようです。
はっきりしている、明確だという意味で「clear」はよく使うと思いますが、さらに一歩進めると、この「crystal-clear」となります。
まさに水晶のように澄み切っているという訳ですね。
例えば、「It
is crystal-clear to me!」といえば「よく分かったよ!」という意味で使えます。
例えば、サーバーを再起動した後やアプリケーションに変更を行った後、念のためシステムが正しく稼動しているかチェックしてみる時に使います。
「sanity
test」というと、本来は精神鑑定という意味なのですが、IT開発や運用では、明らかにおかしいところがないかチェックするという意味で用いています。
日本語でも「青写真」という言葉を使いますが、まさにその英語版なのでイメージしやすいと思います。
例えば、今後構築していきたいシステム計画を一言で「blueprint」と呼ぶことができるわけです。
中長期的な視野でシステムの将来像を描く機会もあると思いますが、その際はぜひこの表現を使ってみてください。
システム開発等で何か問題が発生した場合、予算や納期の制約から抜本的な解決を行うのが難しいケースがあります。
そんな時、恒久対策に代わる次善の策が「workaround」と呼ばれます。例えば、プログラムのバグが見つかった時に、プログラム修正の代わりに運用で回避するというような方法が「workaround」です。
盛んに論じられる問題、当面の問題という意味です。
burningという言葉が切迫した感じをよく表しています。日本語でも「火急の問題」という言い方があるのに似ていますね。
その他に、burning situationやburning necessityというような表現も使えます。
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